皆さんこんにちは現役内科医兼,医学書オタクのNOGUです.
今回は分子細胞生物学を学ぶ時に役立つ教科書を厳選してご紹介します.
この記事は
という医学生や若手医師、研究者に向けて,厳選した10冊をご紹介します!
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1. Essential 細胞生物学 原書第5版
Essential細胞生物学 原書第5版 中村桂子
Essential Cell Biology Bruce Alberts
遺伝子からタンパク、細胞まで生化学の全てが詰まった1冊。これを買っておけば生化学分野で困ることなしです。900ページ弱とボリューミーですが、20章に小分けにされていて、図が多くてとても理解しやすく書かれています。ポイント毎を詳細に学べるので、医学生にとってはまず間違いない1冊です。右側は原著(英語版)ですが、1版新しい最新版です!
2. 基礎から学ぶ生物学・細胞生物学 第4版
上の本がいきなりとっつきにくいと感じた方はこちら。医学生以外も大学生が細胞生物学を学ぶ上で王道の1冊と言われています。初学者向けですが、全体をサクッと学べて、図もわかりやすくおすすめです。
3. カラー図解 人体の細胞生物学
こちらは医学生向けの細胞生物学。カラーで非常に見やすい図が特徴的ですが,内容もしっかりしていて,眺めているのも飽きない1冊です。電子書籍も付いているのがミソですね!
4. Molecular Biology of the Cell (ISE). 7th ed.
Molecular Biology Cell ISE 7th
Cell(セル)の名を一度は耳にしたことがあるのでは?こちらが最新のベストセラーThe Cellです。大判でかなり厚く、これ以上でかい本を手にしたことがある人は少ないのでは。その大きさに恥じない内容で、網羅度はMAXレベルですので分子細胞生物学の道を極めると心に決めて購入しましょう。
5. 休み時間の分子生物学 / 休み時間の細胞生物学 第2版
休み時間の分子生物学 休み時間シリーズ 黒田 裕樹
休み時間の細胞生物学 第2版 休み時間シリーズ 坪井 貴司
お馴染みの休み時間シリーズの分子生物学と細胞生物学。大学入学前や第一歩のとっつきとしてサクサク読めるので導入にはうってつけです。これだけだと物足りないので上のThe Cellと一緒にどうぞ!笑
6. 分子細胞生物学 第9版
2023年に最新版が出ました、日本語で標準シリーズです。分子細胞生物学の基準的な教科書とされるMolecular Cell Biologyの最新の日本語版であり、内容は非常に詳細に書かれており網羅的ですが、初学者が少しとっつきにくいかなと思う部分もあります。最初の原著の著者らを眺めてから読み始めるとやる気がでます!個人的にはかなりおすすめです。
いかがでしたか.
(分子)細胞生物学習得を目指す医学生,若手医師は是非参考にしてくださいね!
他にもこんな参考書が役に立つなどあればコメントお待ちしております!
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